最近、心理学の本を読んで、
中々参考になる内容でしたので、要点をまとめてみました。

他人を動かすと聞くと、抵抗を感じる人がいるかもしれませんが、
自分が騙されないために、
円滑な人間関係を築くためにも、
知っておいて間違いなく損はないです。

単純接触

聞き手は、理解力は小さいが、忘却力は高いと言われています。
なので、繰り返し同じことを言うことで、
そのフレーズやフレーズを言っている人に対する警戒心を解くことに効果的とされています。

同じテーマを違う言葉や違う言い回しを使って繰り返し訴え続けることで効果が発揮されます。

誤前提掲示

「このまま平坦な砂漠を延々と歩き続けますか?」
「必死の思いをして、険しい山に登って一生心に残る景色を見に行きますか?」

このように二者択一の選択をされることで、それ以外の選択肢がないように相手に錯覚させることです。
特に劇的な言葉を使用した方が、効果的とされています。

返報性の原理

人は自分だけが得をしすぎると不快に思う(=相手にお返ししたいと思う)ことがあります。
これを逆手に取ると、
相手にメリットを与え続けることで、長期的に自分が得をすることができる可能性が高まります。

類似性の原理

人は似たもの同士に惹かれ合う性質を持っています。

自分と話が合う人間、
考え方が似ている人間、
同じ趣味を持つ人間、
と一緒にいると楽しいと感じたり安心感を抱くものです。

つまり、自分と似たものだけ集めることで、ストレスなくあなたのビジネスを進めることができます。

認知的不協和理論

これは、自分の論理の矛盾を解消するために、新たに自分の論理を作ることです。

労働で例えると分かりやすいですね。
対価が少ない方が、満足し献身的になる状態のことです。

自分は楽しいからやっているのだ。
社会貢献したいからやっているのだ。
ボランティアでやっているのだ。

このように本音をすり替えてしまいます。

両面提示

悪い側面をあえて見せることで、相手を信頼させる方法のことです。

ネットビジネスで売れていない人は大抵これができていません。
(メリットばかり伝えている)

メリットとデメリットをありのまま素直に教えることで、
この人は嘘をついていないなと思ってもらえます。

バーナム効果

意外な側面から相手を褒めることです。

「君は、直感的に動いているように見えるけど、思慮深いところもあるよね。」
このように相手が言われ慣れていない言葉をかけることで、

この人は自分のことをわかってくれている。

と相手に錯覚させる方法です。