「ESファイルエクスプローラー」は「アストロファイルマネージャ」と人気を二分するSDカードファイル管理アプリの定番です。
最近アストロファイルマネージャのUIが変わってしまったこともあり、ESファイルエクスプローラーに移行した人も多いです。
SDカード内のファイル管理の他、WindowsPCとのファイル共有も出来てしまうため、SDカードの抜き差しをせず無線でファイル移動ができてしまうのが特徴。
他にもDropboxなどの連携も可能になっています。
今回はPCとのファイル共有設定の使い方をメインに紹介します。

タイトル:ES ファイルエクスプローラー (Androidマーケットへ)
メーカー:EStrongs Inc
ジャンル:仕事効率化
現在のVER:1.6.0.7
価格:無料
その他:日本語対応

【基本操作】

起動するとすぐにSDカード内のフォルダが見れます。
表示の切替は上部一番右のタブを押すことで アイコン⇔一覧表示に切り替え出来ます。
頻繁に利用することになるコピー・切り取り・貼付け方法は
単体ファイルを扱う場合は、ファイルを長押しするとオペレーションが開くので選択後、コピーさせたいフォルダに移動して再びオペーレーションから貼り付けます。
複数ファイルを選択したい場合は、上部タブの左から2番目をタッチすると複数選択状態になります。
ファイルをタッチすると選択状態になるので、次に本体メニューボタンを押して「オペレーション」を選択すると長押しした時と同じようにメニューが開くのでコピー等選択します。
SDカード内の検索したい場合は上部タブ真ん中の虫眼鏡アイコン
一つ前のルートに戻りたい場合は本体の戻るボタンを押します。
ESファイルエクスプローラーを完全に終了したい場合は、トップルートから2回本体戻るボタンを押すと終了します。

【PCとの共有設定】
設定方法は非常に簡単でPC知識があまりない方でも安心して設定できます。

まず画面を右側にスライドさせるとネット共有画面へ切り替わるので、この画面を表示させます。
左上タブを押して「LAN」を選択してもこの画面に入れます。
最初は何も無いので本体メニューボタンを押して「新規」ー「スキャン」を選択します。
この時PCも起動していないとスキャンで見つかりませんので注意してください。
すぐにPCのIPアドレスがスキャンに引っかかり画面に表示されるはずです。
スキャンで見つかった後もスキャンし続けてしまうので、見つかったら本体の戻るボタンを押してキャンセルできます。
★重要★
PC側のIPアドレスを自動設定にしていると、次回PC起動時にIPアドレスが変更され接続できなくなることがあります。
その場合は一旦Android側で見つけたIPアドレスを削除(長押しで選択できます)して、再度スキャンしなおせば使えるようになります

IPアドレスを開くと上記の画面になるので「Users」フォルダからPC内の共有許可されているフォルダへアクセスが可能になります。

このようにPCに入っている画像をAndroid端末でダウンロードすることなくすぐに開けます。
おそらく音楽・動画ファイルも開けると思います。
ファイルの移動もでき、手順は基本操作で書いたコピー&貼付け方法で簡単に行えます。
なおPCとのファイル共有をするにはPC側で共有許可をしている必要があります。
以下のPDFファイルにWindows7用の共有設定方法が記載されているのでリンクを貼ります。
Windows 7 ファイル共有手順書
参考までにデスクトップにESファイルエクスプローラー用の共有フォルダを設定する方法を次の項で紹介します。

【ESファイルエクスプローラー専用の共有フォルダを作る】

デスクトップに新しいフォルダを作成します。フォルダ名は何でもいいです。

作成したフォルダを開き、共有タブをクリックして「特定のユーザー」を選択します。

追加横のタブを開いて「Guest」を選択し「追加」を押すと、名前欄に追加されます。
次に作成したGuestのアクセス許可レベルを「読取/書き込み」の変更します。
最後に「共有」を選択すると設定完了です。
あとはこのフォルダに移動させたいファイルなどを入れるとAndroid側とのやり取りが簡単に行えます。

ESファイルのルート先は「Users」ー「自分のアカウント名」ー「Desktop」ー「作成したフォルダ」の順で進めば見つかります。
このフォルダにAndroid側のファイルをコピーして入れればPCにも反映されます。
以上がPCとの共有設定方法になります。

【オンラインストレージサービスとの連携】
最後オンラインストレージサービスの連携方法を簡単に説明します。

画面をスライドさせて「ネット」項目に合わせます。(もしくは左上のタブでネットを選ぶ)
本体メニューボタンを押し「新規」すると対応しているサービスが表示されます。
現在のVERでは「Dropbox」「Sugersync」の2つに対応しています。
あとはサービスに登録しているメールとパスワードを入力すればすぐに連携が開始されます。(別名欄は適当な名前でOK)

以上がESファイルエクスプローラーの紹介になりました。
SDカード管理アプリとして必須なのでぜひこのアプリか「アストロファイルマネージャ」を入れておきましょう。